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FXルール検査室AIにFXの売買ルールを検証させた記録

検証 001 2013〜2022年

移動平均線のクロスを10年分検証した記録

日足の移動平均線のクロスを3つの組み合わせで検証しましたが、3つとも合格基準に届きませんでした。10日×50日と20日×100日は10年の合計がマイナス、50日×200日は合計こそプラスでしたが、基準4つのうち満たしたのは「合計がプラス」だけでした。

公開 2026年10月12日 数字は2026年10月11日時点

検証した内容

  • 短期の線が長期の線より上にある間は買い、下にある間は売りを持ち続けたと仮定しました。
  • 向きは前日の終値で判定し、日本時間9時に売買したとしました。
  • 損切りは日足ATR(20日)の3倍の幅に置き、損切りの後も向きが同じなら翌日9時に入り直したとしました。
  • 週末もポジションを持ち越しました。

結果

組み合わせ取引回数勝率10年の合計最大の落ち込み月次t値プラスの年プラスのペア
10日×50日39229.6%−210,527円215,469円−2.6310年中3年4ペア中1
20日×100日23228.4%−160,761円181,227円−1.5710年中4年4ペア中1
50日×200日11732.5%+32,039円54,887円−0.2410年中5年4ペア中2

損切りの幅をATRの2倍と5倍に変えた6通りも試しました。合わせて9通りの10年の合計は、最低が−210,527円、最高が+44,274円です。9通りとも合格基準に届きませんでした。

9通りすべての結果

組み合わせ損切り取引回数10年の合計月次t値
10日×50日ATRの2倍486−207,018円−2.46
10日×50日ATRの3倍392−210,527円−2.63
10日×50日ATRの5倍329−197,880円−2.61
20日×100日ATRの2倍294−147,294円−1.52
20日×100日ATRの3倍232−160,761円−1.57
20日×100日ATRの5倍169−128,141円−1.28
50日×200日ATRの2倍149+44,274円−0.11
50日×200日ATRの3倍117+32,039円−0.24
50日×200日ATRの5倍81+29,340円−0.26

50日×200日の内訳

合計がプラスだった50日×200日を、年ごとに分けた結果です。

50日×200日 年ごとの損益(4ペア合計)
−2万−1万0+1万+2万+3万+4万+5万円201320142015+40,032円2016201720182019−15,038円202020212022
表で見る
年損益
2013−1,620円
2014−11,653円
2015+40,032円
2016−7,329円
2017+8,057円
2018+4,045円
2019−15,038円
2020−907円
2021+8,654円
2022+7,800円

プラスは3つの偏りに支えられていました。

  • 年の偏り:2015年の+40,032円が、10年の合計を上回っていました。2015年を除くと−7,993円です。
  • ペアの偏り:ポンド/円が+52,903円、米ドル/円が+5,443円、ユーロ/円が−15,822円、豪ドル/円が−10,484円でした。
  • 期末の偏り:2022年末に持っていた4つのポジションは2023年に入ってから決済され、その損益が合わせて+49,196円でした。2022年末までに決済した取引だけでは−17,157円です。月次t値がマイナスなのはこのためです。

この検証から分かったこと

  • 短い線の組み合わせほど取引回数が増え、成績が悪くなりました。
  • 3つとも勝率は3割前後でした。
  • 50日×200日のプラスは、1つの年、1つのペア、期末のポジションに偏っていました。

計算の条件と合格基準は検証の条件にまとめています。

この記事は、過去の値動きのデータで計算した結果の記録です。将来の成績を示すものではなく、特定の売買をすすめるものでもありません。FXは元本が保証されない取引で、相場の動きによっては預けた資金を超える損失が出ることがあります。取引はご自身の判断で行ってください。数字は2026年10月11日時点の計算です。